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歴史が話題の掲示板
「戦争と平和」を絶賛するトピック2 - おはなし小僧
2004/10/13(Wed) 07:35
トルストイすごいんだよ
前のトピック
http://bbs2.fc2.com/cgi-bin/e.cgi/19491/?act=reply&tid=309980
「戦争と平和」? -
2004/10/14(Thu) 00:36
知ってるよ。映画で見たもん。
だけど、原作とはやっぱり違うわけ?
読んだ人、教えてちょ。
作風がぜんぜん違うよ(爆) - 馬鈴薯料理
2004/10/14(Thu) 08:33
>
だけど、原作とはやっぱり違うわけ?
どの映画を見たか知らんけど、
大筋や人物はだいたい、あんなもんだよ。
原作のほうがエピソードも人間関係も、複雑で多岐にわたるが。
正直、映画見て「戦争と平和」読んだ気になるのは虫が良すぎ。
入門ビデオとしてなら役に立つかな。
ちなみに映画は
五十年代の米欧合作版、六十年代のソ連版と二つあって、
どちらも作風が原作に忠実とは言いかねる出来。
米欧版は見世物商売が目的だから、華美にしすぎで目が疲れる。
ソ連版は糞。
他に、BBCで七十年代につくられたTVシリーズがあるけど、本邦未公開(主演A・ホプキンス)。
「ソ連版は糞。」だって・・ - (^O^) (>_<) (^O^)
2004/10/14(Thu) 13:07
わかりますよ、その評価。
ソ連版って、製作姿勢がそもそも不純でしょ。
観客の見たがるもの見せて金儲けるならともかく、
はじめからソヴィエト共産党の国威発揚を目的とする国策企画なんだもん。
ボンダルチュク監督も、やりたい放題だし。
正攻法で人間演出に重点置けばいいものを、
やたら奇をてらった実験映画みたいな、ドラマとして消化されてない描写が多すぎ。
国家的規模の金力と人海による物量攻勢で、
トルストイの個人的偉業を、ぶち壊しにしてくれました。
>「ソ連版は糞。」だって・・ - シンタ
2004/10/14(Thu) 19:10
> 国家的規模の金力と人海による物量攻勢で、
>
トルストイの個人的偉業を、ぶち壊しにしてくれました。
世界的天才による成果を国威発揚の道具に使うなんて、
イチローの新記録達成にたかって騒ぐ日本マスコミみたいだね。
ダサいの。
でもソ連版、スケールでかいで。 - ヤブヘイ
2004/10/15(Fri) 07:22
兵隊二万も集めて戦闘再現だなんて、
ハリウッドじゃできねえべ。
>でもソ連版、スケールでかいで。 -
2004/10/15(Fri) 13:04
「ロード・オブ・ザ・リング」観ました?
今のCG技術なら、ずっと低予算で、はるかに大規模な迫力ある戦場シーンの再現が可能ですよ。
>でもソ連版、スケールでかいで - オテモリ
2004/10/15(Fri) 17:00
> 兵隊二万も集めて戦闘再現だなんて、
>
ハリウッドじゃできねえべ。
ボロジノ戦の再現ですよね。
大画面では何万もいるように見えるけど、
実際に集めたのは、歩兵三千くらいと騎兵が数百でしょう。
その程度の人数をいかにも地平線の果てまで埋め尽くすほどの大軍勢に撮るわけです。
製作資料では、仏露両軍で16500着もの軍服を用意したとの事ですが、
やっぱり共産圏の映画宣伝でも数字の水増しはされてるんですね。
ソ連版って最低〜 -
2004/10/16(Sat) 21:27
トルストイ流の愛国心は、純朴な信仰と郷愁に根ざしたもので、
国家主義の枠にとらわれた近代のナショナル・ヒステリーとは別物ですよね。
それはともかく、馴染みにくい、見づらいで、良い印象のない映画でした。
あんな取っ付きにくいものにするなら、イタリア版のように、娯楽的なつくりに徹したほうが正解だと思います。
より多くの人がトルストイの原作を手に取るきっかけとなってたでしょうに。
エキストラといえば - 空下あきら
2004/10/17(Sun) 06:36
> 大画面では何万もいるように見えるけど、
>
実際に集めたのは、歩兵三千くらいと騎兵が数百でしょう。
「ワーテルロー」最大場面モンサンジャンの俯瞰ショットがそれくらいの規模。
十何個かの方陣隊形で並んでるので人数割り出しやすかった(笑)。
歩兵とくらべ騎兵の少なすぎたのが非常に気になった場面でもある。
騎兵の数、そんなに少なかった? -
2004/10/17(Sun) 10:48
「ワーテルロー」、劇場で見たよ(大昔)。
何千騎っていう怒涛の突撃だったじゃん。
大画面からあふれるほどいたよ。
何騎だか飛び出したのがいて、館内を駆け回ってたな。
真っ赤な嘘をつくな、真っ赤な嘘を! -
2004/10/18(Mon) 12:31
> 大画面からあふれるほどいたよ。
>
何騎だか飛び出したのがいて、館内を駆け回ってたな。
「ワーテルロ」公開は三十何年も前だぞ。
そんな昔にお前は生きてたというのか?
モンサンジャン - 空下あきら
2004/10/19(Tue) 20:47
あの場面、ビデオで見直すと凄い粗が目立つよ。
本当に、騎兵は数百しかいない。
それっぽっちで5000騎から10000騎ものネイの突撃を再現してるのだから、苦しいこと。
歩兵に対して騎兵の少ないのがありありとわかっちゃう。
全体規模がつかめる俯瞰ショットで見せたのは失敗だったと思う。
それで。
なんか、いろんな方陣がありましたぞ。
わずか数騎としか戦わない方陣。
周囲を騎兵が走るだけなのに、歩兵がバタバタ倒れていく方陣(笑)。
はなはだしくは、攻められないのに勝手に陣形が崩れてしまうのとか(大笑)。
正直、しらけた。
ヒッポリトーが格調ある絵画で描いたモンサンジャンの量感と迫力には比すべくもない感じ。
あの〜 - 云いづらいけど
2004/10/22(Fri) 20:16
空下あきらさん。
ここは映画「ワーテルロー」のトピックじゃないんですけど〜。
「戦争と平和」の音楽 - サヴィーナ
2004/10/24(Sun) 01:27
もちろん、イタリア版のほう
あのニーノ・ロータの音楽、
最高に素敵ですね。
威嚇的なマルセイエーズの出だしに続く、シンフォニーとコーラスによる荘重なオープニング
ピュアでみずみずしいピエールのテーマ
愛らしくセンチメンタルなナターシャのテーマ
シリアスでうら淋しいアンドレイのテーマ
それから、橇で走るように軽快なロシア民謡風の曲など。
どれも秀逸なものばかりでした。
きっとロータ先生、国際的大作ということで張り切って、
良いメロディーを出し惜しみせず、才能のありったけを注ぎだしたのでしょう。
ニーノロータ最高! - 新野郎太とか
2004/10/24(Sun) 20:48
あの音楽は、オードリーヘップバーンと同じくらい、映画に魅力ある味を加えてた。
なにぶん半世紀も前の作だから、
場面によっては、えらく陳腐な音も流れるが、それは音楽監督フランコフェラーラの責という事で。
フランコ・フェラーラといえば - サヴィーナ
2004/10/27(Wed) 07:02
あの人、「ワーテルロー」でもまるでセンスない音の使い方してましたよね。
モン・サン・ジャンの修羅場で妙に甘ったるい感傷的なフレーズ流したかと思えば、
プロシア軍が迫ってくるところでは、
緊迫感を盛り上げようとドイツ国歌のわざとらしいアレンジでぶち壊しにしてるし。
>フランコ・フェラーラといえば - 郎太
2004/10/27(Wed) 22:21
調べたら、なんかイタリア音楽界では、ニーノロータ以上に大家として遇されてる感じ。
「フランコフェラーラ賞」まであったんでビックリ。
ニーノロータの小判鮫くらいに思ってたのに。
いくら賞まであったって - へら〜ら
2004/10/29(Fri) 19:39
音楽監督ヘタクソなのに変わりないけど。
「ニーノロータの小判鮫」という表現 - サヴィーナ
2004/10/30(Sat) 01:00
当を得てますよ、郎太さん。
クラシック分野はともかく、
映画界ではあの人、
ニーノ・ロータに編曲と指揮まかされたから
名前を多くの傑作にクレジットできたんでしょ。
フランコ・フェラーラさんオリジナルによる映画音楽の仕事って、ほとんど聞きませんし。
フランコ・フェラーラの音楽担当した映画 - へら〜ら
2004/10/30(Sat) 02:41
うへへへ
>
フランコ・フェラーラさんオリジナルによる映画音楽の仕事って、ほとんど聞きませんし。
あるよ。
「カルタゴの大逆襲」(爆)
どんなお話かというと・・・
小さな島にカルタゴ軍がやって来て、兄と妹が人質にされちゃうの。
それで、連れていかれる船の上で、妹のほうが
兵隊たちの慰みにされ、無理やりスケベ踊りやらされるの(縛り付けた兄の目の前で)。
兄は、番兵の目が妹に注がれてる隙に縄をほどいて逃げようとすんの。
でも縄がほどける直前、とうとう妹は恥辱に耐えられなくなって、海に身を投げちゃうの。
それで、兄も逃亡に失敗しちゃうんだ。
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