529.はじめまして
投稿者:朔夜 - 2000年 11月 03日 16時 51分 22秒
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個人的な意見としては、四季や海など、日本独自の美しさがさりげなく背景にあるものがいいなぁ、と思います。
常々思っていたのですけれど、忍者など、派手でかつ日本的であると一見思われるような設定は、実はアメリカなどの感性のコピーが多いと思うので、アメリカン「忍者」などは「邦画」と呼ぶ気になれません。日本に妙な憧れを持った方が考えるような「じゃぱにずむ」を日本人が「邦画」などと呼んで製作するなど、正直言って猿真似としか取れないからです。とは言っても、実際に欧米などの感覚で作られた「日本的」が広がっているものを、本来の、実際にあった姿のまま描くのは、そうそう受け入れられないだろうとも思います。
私は自然の美しさこそ、普遍的感覚に通じえるのではないかと思います。
世界の気候、風土によって、「自然の美しさ」は捕らえ方が違います。けれど、
それはつまり、その自然に対する感覚が、その地域のものにとって根付いた
感覚で、美意識の基本になるということではないかと、勝手に考えています。
だから、世界に出す「日本の」映画なら、そういうのをまず基盤において欲しい
かな。
…えーと、実は私、変な考え方の傾向がありますので、自覚なしに変なこと
いってるかもしれません。でも、映画は視覚や聴覚に訴えるものなので、
とりあえず言ってみようかな−と。
嫌なものならいろいろいえるんだけどなぁ。例えば変に日本かぶれな映画とか。
いかにもな、お涙ちょうだいモノで、思わず「余程よく共通する感覚持っている
相手以外には訳分からないんじゃ…」と突っ込みたくなるものとか。