極東裁判がどうの、GHQがどうのと、いまだにグワグワわめいてるのはプライドのなんたるかを知らぬ輩だよ。 自分の国が自分の国のやり方で戦って敗けたってことを認められないなんて。 あの裁判が勝者による懲罰裁判になったのは当たり前じゃないか。 日本は降伏を受け入れたんだから、どう処遇されようと文句なんてほざける口はない。 極論になるが、あとになって戦後処理のことで苦情を呈したくなければ降伏などしなければよかった。降伏したくなければ戦争など始めなければよかった。戦争を始めたくなければ軍国主義者になど国を任せなければよかった。 でも、十五年戦争の帰結としての国家的投降を選んだ以上、敵側による扱いについていまさらグタグタ抜かすのはルールに反する。 太平洋戦争については、「敗けた」という一語が唯一重要なのさ。 だって、事実なんだから。 日本は、勝ち目のない戦争を始め、ヘタに戦い、そしてブザマに打ちのめされた。 それらが重要なことで、どちらが仕掛けたか、どちらに理があったかなどはどうでもいい。 太平洋戦争は惨劇だった。忘れてはいけない災厄だった。でも、文句を言ってはならないんだ。教科書にはあったことを記載するだけでいい。それで歴史がゆがむってこともあるまいし。 |