最弱の軍隊とは?



 名誉の戦死を愛好する軍隊。
 パットンの名台詞をもじるなら、「祖国のため敵を倒すことより祖国のため死ぬことに情熱的」な軍隊こそ、最弱の軍隊です。

 疑いもなく当てはまるのが、大東亜戦争当時の日本帝国将兵でしょう。
 こういう軍は強兵のような印象をあたえますが、どんな兵士も一度死ねばそれっきりで、二度と祖国に貢献できなくなります。

 第二次大戦で、すぐに戦死する皇軍に祖国を守れなかったのは、すぐに降伏するイタリア軍にファシスト政権が支えられなかったのと、結果において変わりはなかったのです。



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