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【決定版】元気になるクリスマス音楽

定番クリスマス音楽の集大成。はずれ曲なし! 古今を問わずフレッシュで耳馴染みの良いものを集めました。あなたを癒し、励まし、力づけてくれる曲ばかり。独りで聴いてもよし、みんなで聴くのもよし。クリスマス・シーズンだけでなく一年中聴いてください。

更新日: 2020年05月23日

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Manforstormさん

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全国的に、いえ全世界的にクリスマスです。
キリスト教圏では、救世主イエスの誕生を祝う日であり、
親族一同が集ってアットホームな賑わいにひたる日。
「若草物語」の頃も、そして今も、
欧米での「クリスマス休暇」には祝日・連休を超えた特別な意味合いがあるのです。
(かのマーケット=ガーデン作戦が「クリスマスまでに戦争を終わらせる」ためにおこなわれたほど)

これがどういうわけか日本ではいつの間にやら、
自称恋人たちがホテルを予約してエッチする日と同義語となり果てました。
無論そういう傾向は欧米でも顕著ですが、日本ではクリスチャンでもない人々がクリスマスを特別な日として思い出づくりに精出しするため、ひときわ異彩を放っているわけです。

だからと言って、良いとも悪いとも言いません。
ただ、まとめ主の頭にあるクリスマスとは、
そんな日本の青春祭りではない本来の意味での「聖夜祭」、本物のクリスマスのほうなので。
その点はご了承を。

◆ジングル・ベル◆

やっぱり、クリスマスと聞いて真っ先に思い浮かぶのがこれ。
クリスマスの大衆的祭日としての側面を代表する曲でしょう。
お馴染みディズニー・キャラによるこやかましい合唱でどうぞ。

◆もろびとこぞりて◆

これも最も人気の高いクリスマスソングの一曲。
子供の頃に歌ったことのない人はいないでしょう。
ぼくも意味も知らずに歌ってました。
いま考えてみれば、凄い歌詞だ。
「Joy to the World, the Lord is come! Let earth receive her King」
解釈は人によってさまざま。でも日本語の歌ではこの部分は、
「諸人(もろびと)こぞりて 迎えまつれ」となってますけど。
ともあれ、ボニーMのにぎやかな合唱でどうぞ。

◆シルバー・ベルズ◆

クリスマスで活気づいた街の風景をうたったスウィートな曲。
ペリー・コモでどうぞ。

◆うさぎキャラSchnuffelが歌うクリスマスソング◆

ドイツで大人気になったウサギのSchnuffelが歌います。
(「シュニュッフェル」または「シュヌッフェル」と読むらしい)
携帯メロディーの販売会社Jamba!の看板キャラなんだそうで。
この可愛さ、日本で話題にならないのが不思議でなりません。

◆ウインター・ワンダーランド◆

クリスマスソングというより最高のウインターソングと言っていいでしょう。
とにかく、爽快な冬気分にさせてくれる一曲です。

◆ホワイト・クリスマス◆

これはビング・クロスビーの歌ったものが定番でしょう。
その定番になりすぎたところが難で、ラジオでも流れるし、多くのクリスマス特集でも紹介される。今更ここで取り上げたって、「聞き飽きた」という気にさせるだけ。
なので、人生これからという大物少女歌手コニー・タルボットの声でお聴きください。

◆サンタが町にやってくる◆

ベラマッチャ~イ、ベラマッチャ~♪
やがてクリスマスでサンタクロースが来るけど、
良い子にしてないと贈り物をくれないよ、という歌。
ちなみに。昔のドイツではサンタが二人組で押し入ってきて、
良い子はご褒美もらえるけど、悪い子はお仕置きされたそうです。

サンタクロースはキリスト教と関係ないという件

「クリスマスのクイズです。聖人の名を四つ言いなさい」
「ジョン、ポール、ジョージ……サンタクロース!」

子供たちに誰よりも好かれる「聖人」といったら、間違いなく聖クラウスさんでしょう。
お説教もせず寝ている間に贈り物を届けてくれるのだから、こんな有り難い聖人はいません。

まるでクリスマスの主役のようなサンタクロース。
でも本来、サンタはキリスト教信仰とは縁もゆかりもないもの、と言ったら信じてもらえるでしょうか?

サンタクロースはローマ時代の修道僧「聖ニコラウス」に由来すると言う人もいます。
しかし実際はどのキリスト教団も、トナカイに引かせた橇に乗って贈り物をするような
サンタクロースの存在など認めていないのが現状です。
(この点では教会側のほうが世俗以上にリアリズム)
まあ、聖書の中にサンタに類する記述などないのですから当然でしょう。

実際に日本でも、教会のクリスマス・イヴェントで子供たちに「あわてんぼうのサンタクロース」
を歌わせようとしたら、「そんな歌は世俗的すぎる」とクレームを付けられて驚きました。
キリスト教信仰と世俗のクリスマスとではかなり大きな乖離があると言わねばなりません。

◆赤鼻のトナカイ◆

サンタの橇を引くトナカイの数は八頭。
その一頭一頭に名前があるなんて知ってました?
ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクゼン、コメット、キューピッド、ドナー、ブリッツェン
……そして赤鼻のルドルフを加えれば、九頭。
ご存知「赤鼻のトナカイ」の歌を、可愛いアニメに乗せてどうぞ。

◆ママがサンタにキスをした◆

クリスマスの夜、お母さんとサンタクロースがキスするところを目撃した子供の驚いたさま。
それにしても、大変な「原体験」をしてしまいましたね。
後年のあの出来上った姿からは想像できないような少年時代のマイケル・ジャクソンが歌います。

◆Rockin' Around The Christmas Tree◆

ブレンダ・リーが半世紀も前にヒットさせ、クリスマス音楽の定番となった曲。
マイリー・サイラスのとびきりエネルギッシュな歌声で堪能してください。

◆ラスト・クリスマス◆

去年のクリスマス。愛を伝えた人に冷たく袖にされた男が、
なんて馬鹿だったと悔やみながらも未練を捨てきれずにいる。
「もし君がキスしてくれたなら、僕はまた馬鹿になるってこともわかってる」
ワムの歌はあまりに定番すぎるので、今が旬のテイラー・スウィフトで。

◆ハッピー・クリスマス (戦争は終った)◆

このジョン・レノンとオノ・ヨーコによる共作は、正直パッとしない出来に思えてなりません。
それでも、泥沼化したヴェトナム戦争終結間近という時局で、
疲れきった人々に癒しをあたえる力があったのでしょう。
いつのまにかクリスマスの定番曲として歌い継がれるようになりました。
逆に言えば、ヴェトナム戦争という大悲劇がなければ人々の記憶に残らなかったかもしれず、
時代との相性こそヒット作の出る条件ではないかと感じるところがあるのです。
今日は、セリーヌ・ディオンの歌声でどうぞ。

◆クリスマスタイム◆

この曲は、歌手ブライアン・アダムスがファンに聴かせるためにだけ出したといいます。
それゆえ彼のどのアルバムにも収録されていない、いわば「幻の名曲」。
(Wikipediaで、アダムスの項目で検索しても曲名が出てこないほど)
でも実際は幻どころか、三十年後の今でもクリスマスに必ず流れる大人気曲。
アダムス自身、ローマ法王の前で熱唱しています。
良い曲はそれ自体の魅力で広まり、聴き継がれ歌い継がれるという好例でしょう。

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