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【決定版】元気になるクリスマス音楽

定番クリスマス音楽の集大成。はずれ曲なし! 古今を問わずフレッシュで耳馴染みの良いものを集めました。あなたを癒し、励まし、力づけてくれる曲ばかり。独りで聴いてもよし、みんなで聴くのもよし。クリスマス・シーズンだけでなく一年中聴いてください。

更新日: 2020年05月23日

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◆三隻の舟を見た◆

とても軽妙でリズミカルなクリスマスソング。
欧米でよく歌われるので、映画などを通して一度は聞いたことがあるのでは。
クリスマスの早朝に聞いたら、さわやかな気分になること請け合いでしょう。
ちなみに「三隻の舟」の意味は、ほらアレですよ。
イエスの誕生をはるばる祝いにきた三賢人の乗るラクダ。
そう、砂漠ではラクダが舟とおなじで命をつなぐ乗り物なんです。

◆我がともし火のため◆

とくにお勧めしたい曲。
クリスチャンの子供たちの大好きな、フォーク調のゴスペルソングです。
と言ってもプロテスタント教会でのことで、
同じキリスト教信者でもカトリック教会でこの歌は歌われません。
良い歌に宗派の垣根はないはずだし、もったいない気がするので、
プロテスタント派以外のクリスチャンにも、もちろんクリスチャン以外の人達にも、
どんどん広まってくれればいいのですが。

◆いつくしみ深きイエスは◆

聴いた途端に好きになる曲。
賛美歌312番をもとにした軽快なフォーク調のゴスペル。
唱歌「星の界」として日本でも親しまれるメロディーです。

◆When a child is born(哀しみのソレアード)◆

ソレアード(SOLEADO)はスペイン語で、英語だと「SUNNY」、日本語だと「日当りの良い」といった意味。
14世紀に作られた原曲を、まずイタリアの音楽バンドが「哀しみのソレアード」としてヒットさせ、それをさらに「When A Child Is Born」という曲名で流行らせたのが、米国歌手ジョニー・マティス。以来、クリスマスソングとして歌われるようになりました。
サラ・ブライトマンの澄んだ歌声でどうぞ。

◆メアリーズ・ボーイチャイルド◆

いわゆる黒人霊歌のひとつで、ご多分にもれずキリストの誕生を祝う内容。
実際、賛美歌といったらどれもそういうものばかりなのですが、
とくに新しいことや鋭いことを言ってるわけではないのに耳に快い曲が多いのは、
いずれも長年月をくぐり抜け、人気を勝ち取った選りすぐりだからなのか。
つまり埋もれてしまった駄曲のほうがはるかに多いのかもしれません。
讃美歌の世界も生存競争なのですよ、あなた。

◆アメージング・グレース◆

クスマスソングではないがクリスマスによく歌われる曲のひとつ。
海難事故を生き延びた奴隷商人が、
このような罪深き者に恩寵たまわれし神に感謝するという曰くのある歌詞。
ケルチック・ウーマンでどうぞ。

◆リトル・ドラマー・ボーイ◆

子供にも大人にも愛されているクリスマスソング。
貧しさに負け、生まれてきた救世主イエスに何も贈り物のできない少年が、
小さな太鼓を打ち鳴らしてその誕生を祝うという感動的な内容。
ウィーン少年合唱団が歌います。

◆あなたに楽しいクリスマスを◆

「若草の頃」という映画で、ジュディ・ガーランドの姉が幼い妹を慰めようと歌う曲。
良い曲です。

◆アヴェ・マリア◆

「アヴェ・マリア」とはラテン語で、「親愛なるマリア」とでも訳したらいいか、
とにかく聖母マリアに親しみをこめて呼びかける言葉。
(今風に言えば、「マリアたん」とでも)
カトリック教会では(東方正教会でも)、イエスの母マリアは人を超えた特別な人です。

ちなみに、マリアを「聖母」として敬うカトリック教会と違い、
プロテスタント派では、マリアの神性を認めていません。
マリアはあくまでイエスを産んだ普通の人です。
その中でもさらにユニテリアン派となると、イエスの神性さえ認めていない。

キリスト教世界はけっして一枚岩ではありません。
俗世間と変わらず、あれこれとややこしいのです。

「アヴェ・マリア」を少女歌手三人の美声で聴き比べる

コニー・タルボット。
「ブリテンズ・ゴット・タレント」で一躍有名になった大物少女歌手。

シャーロット・チャーチ。
断っておきますが、これは彼女の十代半ば頃の映像ですからね。今では……以下略。
ちなみに。
この動画ではかなり太めの姿に見えるけど、
それは画面の横幅が拡がった不手際なトリミングのせいで、
実際のシャーロットは顔も体格もずっとほっそりしてました。

ジャッキー・アバンコ。
「アメリカズ・ゴット・タレント」で全米を沸かせた天才少女歌手。

◆ジーザスクライスト・スーパースター◆

アンドリュー=ロイド・ウェーバーが70年代になし遂げたロック音楽と聖書物語との融合。
その舞台ミュージカルをノーマン・ジュイソンが映画化したのがこれ。
(ただしジュイソンは舞台版のほうはまったく参考にしなかったそうで)
いろいろな意味で物議をかもした内容ですが、
いちばん由々しいのはユダ役が強烈すぎてイエス役を食っちゃってることでしょう。

◆CHRISTMAS TREE◆

なんでこんなに元気があるのかわからんレディー・ガガ。
人気ぶりも世界一で、Twitterのフォロワー数なんと1700万人超。
(それに比べ、かのバチカンのフォロワーは八万足らず)
曲も、赤ん坊のイエス様に聞かせたらひきつけ起こしそうな、すこぶる付きの賑やかさ。

◆ブルー・クリスマス◆

恋人のいないクリスマスを嘆く歌。
いわゆる「ブルー・クリスマス症候群」の語源ともなった曲(だよね?)。
1940年代末に発表された原曲を57年にエルヴィス・プレスリーがリバイバル・ヒットさせ、
以来クリスマスソングの定番となりました。
けれども、プレスリーの歌い方ではあまりに寒々として気が滅入るので、
ここは「元気になるクリスマス」にふさわしく、ノリの良いプラターズの歌でどうぞ。

◆世の人忘るな◆

これもクリスマスの人気曲、賛美歌第二編128番「世の人忘るな」。
でも、どんな歌かは説明しなくてよいでしょう。
もうおわかりの通り、賛美歌なんて歌詞の意味内容はだいたい同じなので。
(などと言ったら身も蓋もないけど、実際そうだから)
喜多郎による歌のない名演奏で心洗われてください。

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