Re: こんなものかな？ - 君・・・僕

2004/07/10(Sat) 13:00

1858〜59年　日本。安政の大獄。

長州藩の尊皇攘夷論者吉田松陰、幕政批判の廉で投獄される。
江戸へ送致され、斬首刑。

・・・将来への展望を鎖された獄内で、松陰の思想は一層先鋭化する。
幕府弾劾に留まらず、幕藩体制其の物の否定へと突進むのである。
そして、在野の志士達の内部に漲る情熱とエネルギーに無限の可能性を見出し、彼らこそ国家変革の主体であるべきとする、いわゆる「草莽崛起論」を説くに至る。

身はたとひ　武蔵の野辺に　朽ちぬとも　留め置かまし　大和魂（辞世の句）


1859年　米国。ジョン・ブラウンの叛乱。

急進的奴隷制廃止論者ジョン・ブラウン、同志十数名と共に、ヴァージニア州ハーパースフェリの兵器庫を襲撃・占領。
ロバート・E・リー大佐指揮下の部隊に鎮圧される。
反逆罪で絞首刑。

ジョン・ブラウンの棺は墓の下
ジョン・ブラウンの棺は墓の下
けれども彼の魂は、我らと共に進み行く

　　　　　（リパブリック賛歌）