馬鹿者たちの大和


馬鹿者たちの大和 - 思った通りのカドカワ映画

2005/12/29(Thu) 06:11

制作が悪名高い角川春樹、監督が『新幹線大爆笑』や『敦煌』の佐藤純彌じゃなあ・・。
どれほど大げさで凡庸な出来になるか、はじめっから保証されたようなもの。
おまけに主演が、反町隆史ときたもんだ。
あの戦時下に撃沈される客船を描いたTVドラマで気張った軍人ぶりが白けたのと同じ奴だよ。

「見所は特撮だけ」という大方の評価もうなずけよう。
だいたい、老婆が大海原で過去に死んだ恋人を想うというこの出だし(うぷぷぷ!)
ひょっとして、脚本家にはパクリとか恥という概念がなかったか?

まったく、思った通りのカドカワ映画。
ひとつカドカワらしくなかったのは、主題曲までイモだったこと。
どーしよーもないや、こりゃ。

ネタ臭いとは思いつつ・・・ - hm

2005/12/31(Sat) 19:16

まあ、私も見てきましたが、物凄くフィクションに富んだ某ハリウッド映画よりも考証はマシかと。

しかし、特年兵は確か特攻出撃前に退艦命令が出ていたと思いましたが。これが正しければその部分はフィクションでしたね。

まあ、監督がどういった映画を作っていたか、俳優が何を演じ、どう評価されていたかは「過去の話」であり、必ずしも「現在」を計る絶対の物差しには「なりえません」。参考程度です。

まあ、万人にとって最高に良い出来の映画を作る事は不可能ですし、好みも人それぞれでしょうけど。

ところで、あの映画は「反戦映画」なのだそうですね。確かにR15指定されてもおかしくない様な流血表現が有りましたけど。

まあ、私が感じた映画の感想としては「もう一声・・・」といった処でした。

あと、主演が反町隆史と言われる割には、中村獅童の方が主役だった様に思いました。(笑)

角川春樹といえば‥ - 転向の証明

2006/01/04(Wed) 22:20

角川春樹って、八十年代に『復活の日』で人類愛と世界平和を訴えてるよね。
それがこの『大和』じゃ、ネオ・ライトの影響もろに受けちゃって、ナショナリズムや国防を讃美する体たらく。
なんか、その一方から他方への極端な揺れようは小林よしのりよりずっとハッキリしてる。
いろいろ言ってたけど、定見なき人だったんだなあ。

愛する人を守るなら‥‥ - 無銘戦史

2006/01/05(Thu) 01:34

あの場合、本当に「愛する人を守る」気あるなら、クーデターでも起こして戦争やめさせるのが筋だろう。
そんな事できない時代だったのはわかってる。
だからって、今の人が彼らの選ぶしかなかった行為を讃美するのはどうか。

だいたい、キャッチコピーの「愛する人を守りたい」とは何か?
時代錯誤もはなはだしい!
戦時中はそんな、家族を守るとか恋人を守るとか、私的な願望が許されるような、西洋流の個人主義のまかり通る状況じゃなかった。
大東亜戦争とは解放でも防衛でもない、一個の天皇のため一億国民が命を捧げたという集団的自虐の歴史にほかならんのだから。
「愛する人を守る」どころか「愛する君(つまり天皇陛下)のため死ねて光栄です」が正しい。

敗色あきらかな日本は、連合国に天皇を裁かせぬという条件付きで講和を結ぶため、一億一丸となって戦争を長引かせる活動に邁進したのだ。
大和の特攻はその一場面に過ぎない。
「愛する人」の出る幕などどこにもなかった。

そして、そうした行為が結局、原爆をもたらしたという因果も忘れてはいけない。
(こう書くとまた、「アメリカは原爆の威力を試したくて天皇の処遇をダシに講和を先延ばしさせた」とか珍説を展開する馬鹿が出てくるんだろうな。
まあ、いいや。誰が真に受ける?)

>愛する人を守るなら‥‥ - ウマ

2006/01/05(Thu) 19:45

> 戦時中はそんな、家族を守るとか恋人を守るとか、
> 私的な願望が許されるような、西洋流の個人主義のまかり通る状況じゃなかった。

そうそう。
戦時中の行為を戦後教育がもたらした価値を基準に称えるほど愚劣な事ってないよ。

「愛する人を守る」?
いざ本土決戦が始まったら、
森鴎外の『阿部一族』で描かれたように、
足手まといになる非戦闘員はその愛する男の手で真っ先に始末されたのは間違いない。

実際、サイパンでも沖縄でも満州でも、そうする者が多かった。
今の人は、昔の人のありのままな心の状態から目を背けちゃいけない。

ひとつ弁護すれば、そういうのこそ、あの時代流の「愛する者への情」だったわけだが。

Re: 愛する人を守るなら‥‥&>愛する人を守るなら‥‥ - hm

2006/01/07(Sat) 13:54

>無銘戦史殿
>だからって、(中略)讃美するのはどうか。
選ぶしかなかった行為とは「戦争」と解釈しますね。
あの映画でそれを賛美しているとするならば、それはかなり貴殿に対し好意的に解釈して、『戦艦大和』という巨大にして精巧な鉄の塊を建造し得た日本の技術を称えている、という事位でしょう。
実際、その解説に時間をわざわざ割いてますから。
まあ、それを期待して見るのは愚かしい行為ですけどね。(笑)

>戦時中は(中略)状況じゃなかった。
大和特攻だけでなく、航空機特攻に代表される特攻兵の多くが、家族に宛てた手紙(遺書)で無事を祈る、という方が多いのは、「愛する人、親しき人を守りたい」という意識の発露だと解釈出来ませんか?
公に陛下と恋人とどちらの為に身を捧げるかと問われたら、どちらを答えるかはわかりませんけどね。

>大東亜戦争とは(中略)ほかならんのだから。
解放では無いというならまだしも、防衛では無いというのは如何なものでしょう。
切迫する備蓄石油の枯渇による亡国を回避する為に、長い期間をかけて交渉を重ねた訳ですから、石油の輸入再開という言葉さえ連合国が提示すれば、ほぼ間違いなく戦争は有り得ませんでした。
実際、開戦前の交渉は、かなりの譲歩をしていたと記録に残っています。
日本が譲歩してまで欲しがった石油を、アメリカは渡さないの一点張り。その時の日本には、亡国必至の道と、死中に活を求めて戦争する道の2つしか無かった訳です。
勿論、『有色人種唯一の欧米対等独立国家』という立派な看板を下ろさない事を前提として。

>敗色あきらかな(中略)どこにもなかった。
まず、何故あの当時、あそこまで頑なに降伏を拒否したか、という点を考察するに、欧米式植民地への恐怖が上げられると思います。
特攻が最後の悪あがきという評価もあながち間違いでは無いでしょうが、当時において欧米式植民地に転落するという事は、本当の意味で「生きる意味を失い」、日本の未来は暗雲立ち込めるものになる、という認識が必ずあったと思います。
実際、アメリカは戦後に入手したパラオという地で、戦時中に日本が造ったインフラを一度解体し、更には民衆に対し(日本統治を基準とすれば)愚民化政策を強いています。

まあ、「愛する人」の出る幕は戦場に無いという点は同意しますけどね。(笑)

>そして、そうした行為が(中略)いけない。
戦争が長引き、ドイツよりも長生きした所為で原爆が落とされたとでも言いたげですねぇ。
確かに、長崎の原爆投下はそれもあるでしょうし、その前に「一戦を試みるべき」とする軍部も愚かであったという評価はあるでしょうね。

ただ、アメリカは少なくとも原爆の威力を試したかったのはあると思います。
既に死に体である日本にわざわざそれを投下した目的は、日本の先にある存在に対する強烈なアピールであると。

>ウマ殿
>いざ本土決戦が(中略)間違いない。
「阿部一族」がどの様な内容であるかは知りませんが、小説でしょう?森鴎外は軍医兼小説家であった事は有名ですから。
それと、貴殿の言う「非戦闘員」は文脈からして女性の事を指していると察しますが、始末とはどのような行為を指しておいでですか?
「逃げて生き延びろ」と命ずる事ですか?
「貞操を守れ」と命ずる事ですか?
それとも、自虐歴史にあるような、卑猥でとてもここで書けるような内容で無い事でしょうか?(笑)

>実際、(中略)目を背けちゃいけない。
沖縄やサイパンの集団身投げ話の事や北海道の集団自決等の「女性の集団的な自殺」の事を言っておられるのでしょうか?
確かにそれらは悲しい話でありますが、それはひとえに「自らの貞操」を守るため、侵略又は攻めて来る敵軍兵士に非道の目に遭わされる前に自決を図った、と見るのが筋でしょう。
サイパンにしても、沖縄にしても、満州にしても。

>ひとつ弁護すれば、(中略)だったわけだが。
いえ、それは弁護とは言いません、止めと言います。貴殿流の自虐史観による、当時の人たちの心情を無視した、冷酷にして残忍な。

- アクビ

2006/01/07(Sat) 23:17

他人の意見を否定するなら、自分の意見でやれ。
ゴー宣の受け売りばっかりしてないで、いい加減に自分の頭で考える事をはじめたらどうだ?
まったく、退屈な奴だ。

それと、あんまりマナー悪いぞ。
他人の発言をいちいち引用し、添削でもしたみたいにするとは何様のつもりだ?
ここは大和のトピックだから、大和のことだけ語れ。

hmさんへ - ココロッチ

2006/01/08(Sun) 02:24

>当時の人たちの心情を無視した、冷酷にして残忍な。

子供の読むような漫画に影響され、無節操にあの戦争を賛美する事こそ犠牲者達への非礼です。
TVでも本でもいいから、もっと戦争体験者の語る戦争の実情に目を向けてください。

馬鹿ほど大和が好き - アホンバー

2006/01/08(Sun) 18:31

一言で云えば、戦艦大和が海に浮かんでた頃は、カドカワ商法で便乗できる時代じゃなかったってこと。
カドカワは「零戦はやと」でもつくってろって(w

そうだ、そうだ! - 海

2006/01/09(Mon) 22:41

カドカワは、『宇宙戦艦ヤマト』でもリメイクしてろって。

Re:馬鹿ほど大和が好き - krk

2006/01/12(Thu) 21:40

ここの人たちには分からないかもしれないが
私は「馬鹿ほど(戦艦)大和が好き」には全く同意できない
大和はあの当時の日本の技術の集大成
現在の世界においてものあれだけのものが作れるような国は極一部の国だけだ
いわば当時のプロジェクトXだったということだ
あれを作る技術があったからこそ今の豊かさが手に入れられた
科学の世界の端くれに身を置くものとして当時の技術者、職人、労働者には敬意を表したいし、
これは日本の多くの人に共通する事だと思う
戦艦大和には顔の見えない多くの人々の汗と涙の結晶だ、私はそういうところにロマンを感じるし、当時の彼らの到達した高みを超えられるように努力したい
技術者、科学者にもその心は有ると思う
ただ大きいからという理由で私は大和が好きという訳ではないし、馬鹿ほど大和がすきというのも軽薄な結論だと私は思う

結局、海の藻屑 - ブクブクブク

2006/01/13(Fri) 06:45

『大和』に盛り込まれた技術の優秀ぶりをあげつらうことで、反省よりも誇りを抱かせようとするならエライ間違いです。
兵器の有用性を決めるものは、技術それ自体ではなく、技術的成果を活用するやり方ですから。
実際、敵国側は、日本人は見向きもしなかった八木アンテナを大々的に活用しながら、「日本の技術の集大成」である戦艦『大和』に対しては同型艦を造ろうともしませんでした。
それが時代遅れなものと気付いていたからであり、日本も『大和』に投入された労力と資金を他に振り向けていれば戦局を違ったものにできたかもしれないのです。
(私見では、潜水艦隊を拡張したうえで、対潜防御術を練り上げていれば‥‥)
やはり『大和』は、戦前の日本型思考の愚劣さが集約された、マジノ要塞に優るとも劣らぬ世紀の大欠陥品と呼ぶのが正当な評価でしょう。

>アクビ - ひどいね

2006/01/16(Mon) 15:41

> それと、あんまりマナー悪いぞ。
> 他人の発言をいちいち引用し、添削でもしたみたいにするとは何様のつもりだ?

そーそー。
公共掲示板で主流になってるこのやり方、なんなのだろーね?
自分と違う意見が存在するのを認められない自己中心性が露骨にあらわれてる。
自分と違う意見があっても自分の主張だけ対置させればいいのに、
試験の採点官きどりで認めたくない他人の記述をいちいち修正しようとする。
(それもしばしば、自分の意見じゃなく、自分が影響された本とかを基準に)
これ絶対、おかしいよ。

さすがに - おいおい

2006/01/17(Tue) 16:18

ブクブクブクさんは視点が狂ってると思うが。

>実際、敵国側は、日本人は見向きもしなかった八木アンテナを大々的に活用しながら、「日本の技術の集大成」である戦艦『大和』に対しては同型艦を造ろうともしませんでした。

時期を考えましょう。同様の志向思想の戦艦は連合国側は作っております。

時系列抜かしてアホな意見振りまかないでください。
3番艦信濃を空母改装したように、日本が気づく時期は若干遅かったですが、大和生産計画時は全世界にたようなもんですが。

↑この文章、意味わからんな - YAGI

2006/01/17(Tue) 19:16

八木アンテナって、空母のことなの?
笑っちゃうよなあ。
反論するなら相手の投稿をちゃんと読解してからにしましょうね。
「馬鹿ほど大和が好き」と言われんように。

Re: 馬鹿者たちの大和 - ---

2006/01/17(Tue) 21:17

モンタナ級は現れるであろう日本の新型戦艦(大和級)を想定して建造されています。
日本が新戦艦建造してるのはアメリカも知っていましたから。
レーダーに関してもレーダーが日本海軍見張り員を完全に凌駕するのは43年以降です。
第一次、第三次ソロモン海戦ではレーダーより先に敵を発見しています。
有用性が証明されてからは日本も開発に勤しみ、レイテ戦前には射撃用電探三二号が完成しています。
しかしこの時期、日本艦隊、特に戦艦は殆どが南方資源地帯に移動中であり、45年に大和に搭載される予定では有りましたが菊水作戦で断念しました。
ちなみに、八木アンテナの発明者、八木博士自身あまりこの研究に興味が無く、宇田博士が実用化したものです。
戦艦の建造にしてもアメリカは45年まで戦艦の建造を行っていますが、日本の場合、昭和11年から既に空母機動部隊、陸上航空艦隊、水雷戦に比重を移し出しておりミッドウェー以降はすっぱりと戦艦建造は諦め、大和4番艦は建造中止にしています。
信濃が建造続けられたのはドッグの改築も兼ねての建造だったからです。

Re:馬鹿者たちの大和 - クーデター

2006/01/19(Thu) 11:17

> あの場合、本当に「愛する人を守る」気あるなら、クーデターでも起こして戦争やめさせるのが筋だろう。

クーデター起こしても戦争は終わりません。
連合国がクーデター政権を日本の政府と認め、交渉し、合意しなければ戦争継続です。
それ以前に国民、軍がクーデターを認めるかという問題もあります。
ゲームのように降伏選択で即、終わりになるような単純なものではありません。

↑やっぱり、「馬鹿ほど大和が好き」だな(藁 - クロネコヤマトの特攻便

2006/01/19(Thu) 15:12

記述の一行目だけ拾い上げて文句を付けても無意味だよ。
反論するなら相手の投稿をちゃんと読解してからにしましょうね。

> あの場合、本当に「愛する人を守る」気あるなら、クーデターでも起こして戦争やめさせるのが筋だろう。
> そんな事できない時代だったのはわかってる。
> だからって、今の人が彼らの選ぶしかなかった行為を讃美するのはどうか。

「クーデターが不可能」だったのは言った人自身にわかってること。
この発言のポイントは三行目の「今の人が彼らの選ぶしかなかった行為を讃美するのはどうか」にある。
つまり、現代人が今流の美意識から特攻を礼賛するの批判してるわけだ。

Re: 馬鹿者たちの大和 - ごんべ

2006/01/19(Thu) 22:41

彼らの選ぶしかなかった行為を賛美するのはどうかと思うけど、彼らの選ぶしかなかった行為を貶めるのもどうかと思うんだけどなぁ。

特攻については俺も無理無駄無謀としか思えないけど、戦争に行った全ての人達が、言葉は悪いが天皇の為なんて理由だけで戦っていたとは到底思えない。公私での言葉や考え方の使い分けは当然あっただろうし。
恋人や家族、彼らが持つ大切な人々が住んでいる土地である祖国を守る為に、命を懸けて戦って散っていった、のだと思う。勿論、日本に限らずあの時の世界中の兵士達全てが。
勝った者にせよ、負けた者にせよ、英霊達には謝意の念を持つべきだと思う。
映画は…今週末にでも観に行って来ます…。

時代の本質は・・・ “狂気” その物である。 - あんパン

2006/01/21(Sat) 03:50

昭和十六年十二月の対米戦争突入は、 国家的暴挙以外の何物でもないが・・・。
昭和十九年七月のマリアナ失陥以降の局面で・・・。
日本の敗北が決定的となった時点で、 戦争指導層が戦争継続の道を選択した事は、 最早・・・無謀とか、 暴挙とか、 愚行などという、 生易しい言葉で表わし得ない。

狂気・・・と呼ぶしかない。

戦争を指導する立場に在る者が、 “理性” を喪失する事など、 絶対に許されないのである。
この時点から、 昭和二十年八月十五日のポツダム宣言受諾に至るまでの一年余・・・。
無意味に継続された戦争は、 外征軍のみならず、 日本の国土と国民の上に、 有史以来未曾有の、 天文学的な惨禍をもたらす事となる。

狂気が日本を支配していた、 最悪の一年であったといえる。
どんな詭弁や詐術を用いようとも、 この異常な時代を肯定する事など出来はしない。

戦艦大和の特攻は、 異常な時代の、 異常な戦争指導が生んだ、 残酷劇の一コマに過ぎなかった。

「最早、 日本が救われる道は、 戦争に敗れる以外にない!」

「敗けて、 (狂気から) 目醒めるしかないんだ!  俺達は、 その日本の新生に先駆けて死ぬんだ!  本望じゃないか?」

自らの生と死を、 後世へ向けて意味有らしめたいと祈念する、 大和乗組員達の姿は、 視る者の胸を抉る。

Re: 馬鹿者たちの大和 - 野守

2006/01/21(Sat) 04:07

思ったことが脳中にあって、話にまったく酔えなかった。
@この時点での大和の出撃は無意味、役立たず。伊藤長官の当初案に沿って、乗員を本土決戦の兵員に転用し、船は要地防御砲台とする方がより有用であったと考えられる。史実では長官はじめ、多くの高級士官が作戦の無謀を予測しており、船も沖縄到達前に撃沈されている。A大和級は日本の技術の集大成ではあったが、多分に欠点も多い船であったのでは。対空装備、電子系装備の拙劣、劣速、集中防御を意図した装甲が生み出す装甲劣弱部位での大量浸水。それゆえ高速進出作戦に不向き。B兵隊は敢闘したかもしれないが、こんな作戦を裁可した上層部は無能だ。
本当に救いようのない負け戦を目前に見せられるとしくしくと心が痛む気がする。







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