115.アメリカ市場を視野に
投稿者:表現者交流掲示板-gatekeeper - 2000年 09月
10日 23時 23分 13秒
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まず邦画が世界に受け入れられるという議題に関してなんですが、その定義は二つあると思われます。
一つは日本映画のステイタスが世界レベルで向上することで、これは今意外と頑張っているんではないかと思います。
カンヌやベネチアといった主要な映画祭から小さな映画祭まで様々な邦画が賞を獲得してきています。
もちろんアカデミーは別ですが。
そんで、二つ目が日本映画の世界的ヒットということです。
今世界の映画のシェアは圧倒的にアメリカが一番で、その他の国の映画は日本映画の世界的シェアとそんなに大差ないのではという気がします。
そのアメリカ製の映画に関していうと、日本と決定的に違う所は自国でヒットした映画が海外でもヒットしている所だと思います。
ということは、アメリカでヒットした映画はアメリカ製に限らず何処の国の映画でもヒットするのだという事が言えないでしょうか?
少々強引(というか余り根拠がなくて申し訳ないですが)な意見ですが、アメリカでヒットする映画を日本で作ればいいのだと思われます。
といってもハリウッド映画を真似したって勝てるわけがないので日本人の専売特許でありアメリカの人が好きそうな時代劇や忍者物、相撲物、歌舞伎物、芸者物をアメリカ人好みの笑いあり涙ありのアクション映画に仕上げるという思いっきり迎合した映画で一度勝負するってのは如何でしょう?
ここまで迎合するというのはまぁ大げさとしても、いい映画と当たる映画は違うのでまずはアメリカで受け入れらる映画を考えるというのは少し必要だと思います。
日本の映画って面白いという風潮をアメリカで作ってしまえば後はどんな映画を作っても世界的にヒットしていくと思います。
まずは電化製品や車を売るように映画をアメリカ市場にねじ込む!