邦画特集掲示板ログ21
(投稿201 〜 210)


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201.世界に通じるスターの起用・・・

投稿者:ちい - 2000年 09月 20日 00時 17分 45秒
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世界に通じる・・といえば最近は香川照之です。
中国映画にでて、カンヌで受賞したし、独立少年合唱団という
緒方監督作品でバウアー賞も受賞。国際映画祭で二つも連続して
受賞という快挙。この人の代表作は、<静かなるドン>です。
まずはみなさんが見てみてください。惚れます!


202.いい資料発見したよ

投稿者:Tanu2 - 2000年 09月 20日 00時 20分 58秒
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http://www.geocities.co.jp/Milano-Aoyama/5339/

ココの話題にはピッタリのがあったよ。
「SIGHT」っていうROCKIN'ON JAPAN10月増刊号。
タイトルが「本当に面白い日本映画はこれだ!」っていうの。
で、北野武・哀川翔・黒沢清・三池崇史のインタビューと、それを読み解くヒントとして1985年のクリント・イーストウッドのインタビューで構成されてる。
ココでの話題には欠かせぬ資料になっているんで、必読。

管理人さんもね!


203.何故か自主規制

投稿者:竹内です - 2000年 09月 20日 08時 05分 56秒
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初投稿になります。竹内と申します。
邦画界見ていて思うのは何かやろうとすると「けしからん」と言う声が出る
事が大きいのではと思います。あまり良い例ではないですが、「プライド・
運命の瞬間」という映画がありましたね。あの時映画の中身を批判するより
(もちろん中身には多いに問題があったのですが)、こういう映画を作る事
がけしからんと言う事で上映をさしとめろという批判が映画界の内部から
ありました。これはおかしい、普段言論の自由を批判する人たちが、上映
をさしとめろとか言うのはおかしいのではと思います。
また「南京大虐殺」を扱った映画とかが公開されると右翼的な勢力が時には
実力で上映差しとめを訴えたりするのですが、もし文句があるのならちゃんと
言論で批判すべきでしょう。それも他の考え方の人にもわかるような言葉で。
現在日本は問題山積です。(喜ぶべきか悲しむべきか)どれをとっても映画
の題材になることだらけです。だのにそれが映画の題材になる事はまれ。
「バトル・ロワイヤル」に間してもまたぞろ「けしからん」という声が出ている
と聞きます。
私には「けしからん」こそ「けしからん」としか言い様がありません。
映画を観て、それでこう言うところが問題だという議論(それもきちんとした)
なら分かりますが、そういう題材を挙げること自体が問題だと言う事は問題だ
と思います。変な自主規制がまかり通るのはどういうことでしょう。
先日、あるニュース・キャスターが「シュリ」を観て「こういう映画が南北会談
のムードを壊すのでは」と言ってましたが、こういう発言がマスコミにある間は
邦画はおろか、世界に通じる日本の文化など出来るはずもありません。


204.レス

投稿者:リズ - 2000年 09月 20日 08時 28分 29秒
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http://scap.m78.com/

 べいびーさんへ。

 「アドレナリン・ドライブ」の評価ありがとうございました。
 知人がプロデューサーをしていて、べいびーさんの感想を聞かれたら、喜ぶと思います。
 ジョビジョバを起用するのはかなりの冒険だったと聞いています。
 もちろん監督を始め、一部の方には最初から理解していただいていましたが、やはりお堅い頭の方にはあの演技が分からないのでしょうね。いろいろ苦労があったと聞いています。
 そうそう、製作で参加してるメンバーがやくざの(爆弾で吹っ飛ぶ)下っ端の役などで顔を出しているのでまた見る機会があったら注目してみてください。


 いちろうさんへ。

 だから情報のソースはどちらですか? 毎週見てるのは分かりました。
 同業者の方なら、今後お仕事で会うときはよろしくお願いします。

 そのBox Officeは、Daily? Weekly? Mid-Weekly? Yearly? Per Theatre?...
 とにかく、Exhibitor Relations Co. Inc.に問い合わせたところ、1998年8月25日付けの記録で、OpeningGrossは$470,084でした。いちろうさんがどこから出た記録で、いつのだか、全米の記録かそれとも都市限定かなどと記されていないのでこれ以上言ってもしょうがないですが、以下が、Exhibitor Relations Co. Inc.からおくられてきた記録です。

Title:The Adventures of Milo and Otis, / OpeningDate:08-25-89 / ClosingDate:10-19-89 / TotalGross:$2,893,685 / OpeningGross:$470,084 / Theaters(Opening):239 / Theaters(Widest):244 / 1stWk%:16.25 / PerThtr:11,859 / Distributor:Columbia

 1000万ドルいかなくてもTOP10に入ることはよく知っております。
 しかし、$470,084ですよ。そのうえ公開時は夏の大切な時期。
 この封切り前に1989年TOP50に入る歴代映画が公開されているのはご存じですよね。ご存じないようでしたらBox Office Mojoが公開日と共にTOP50を載せているのでご覧下さい。

http://www.boxofficemojo.com/topgrossers89.html

 そしてこれらの作品が秋に入ってもTOP10にずっとランキングされていたのはご覧になっていればご存じのはずです。(だから情報のソースはと聞いたんですけど。たとえば、Per TheatreとかOpeningGrossだけなら違ってきますからね。(^^ゞ)

 あと、「リング」「ラブレター」「鉄道員」に関してなぜ、アジア市場と言う方が正確ではないでしょうか? これに関しても情報のソースがどこだか知りたいですが、宣伝文句そのままの気がします。

 「リング」がヒットしたのはシンガポール。他には香港に出しています。
 ワイルダーさんも書かれていますが、欧米には向かない作品でヨーロッパの映画祭には出してますが、受けが悪かったです。

 「ラブレター」はアメリカではインディーズ系作品とアート系外国映画を特に扱うFine Lineが配給してますが、限定公開でTOP60にも入りませんでした。
 これもヒットしたのは、シンガポール、台湾、香港などアジア市場です。
 カナダの公開は1995年9月8日のトロント国際映画祭の上映です。
 あと、アメリカで公開された1998年にケート・キャプショー主演の"The Love Letter"という映画があるのでお間違いなく。日本の「ラブレター」は"Letters of Love"というタイトルで公開されましたので。

 「鉄道員」についても同じです。ヒットしたのは韓国、シンガポールです。カナダではモントリオール映画祭での上映、あとアジ・パシフィックフィルムフェスティバルでも上映されました。アメリカでは、Japanese Circleという映画サークルでの上映。

 いちろうさんの情報のソースが明らかされないので、これ以上聞いても無駄な気がしますが、良作の邦画から救いようのない邦画まで、海外の映画祭に出品したり、配給できるように営業してきてますが宣伝文句は鵜呑みにしない方が良いですよ。
 過去にも何人もの方が書かれているようにアジア市場をターゲットにすれば、ヒットするし、ワイルダーさんが説明してくださっていますがアジアでのヒットできるのは役者の顔が知られているからです。香港やシンガポール、台湾など行かれた方はご存じだと思いますが、日本のドラマが見れますよね。あと、アメリカへ日本の作品がなんかしらの形で出ているのは、出てもらわなきゃ困るとも言えます。フジ(ポニー・キャニオン)を取りあげると、仲介するアメリカベースの会社と契約してますし、駐在員も置いているので・・・。(^^;;

 今となってはビデオの回転率も良かったので言えますが、「元気の神様」という題名で丸ノ内シャンゼリゼで打ち切られた作品を海外の映画祭へ出しまくりました。(^^ゞ
 えっと、海外の映画祭へ出品を希望するのはれほど難しくなく、公開日などの条件をクリアすれば資料とビデオを付けて郵送すれば終わりです。カンヌだって、まずは資料とビデオを送付するだけです。
 まあ、それで40近くの映画祭へ出品希望を出し、有名どころではブリュッセル国際ファンタジー映画祭、無名のではドイツの子供映画祭、アメリカのフロリダ映画祭に出品しました。出品すればなんかしらの賞がいただける映画祭に参加したのはいうまでもありません。
 ビデオ発売、フィルムが海外から戻ってくる頃には無名ながらも20近くの映画祭で上映され、観客賞も取っていました。
 もちろん、ビデオパッケージにはお決まりの「世界中が泣いた!」の文句を使い、ビデオ業界誌には映画祭のよい映評のみと、上映の時の観客数をそのまま「海外でも*万人が泣いた!」なんて子供向け映画として回転率が高くなることを売っていました。

 最後に、友達が教えてくれたのでご紹介します。
 "The Adventures of Milo and Otis"の予告編が下記のURLで見れるのでオモシロイですよ! DVD、ビデオが再販されたので、興味のある方はアメリカバージョン(日本バージョンより上映時間が短い)を見てみてはいかかでしょうか?

http://www.checkout.com/movies/title/info/0,7695,801968,00.html


205.ワイルダーさんすみません(^^ゞ

投稿者:リズ - 2000年 09月 20日 08時 36分 57秒
ブラウザ:Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)
投稿アドレス:211.4.28.94

 すみません、下の書き込みで「さん」が抜けています。
 本当にごめんなさい。m(__)m


206.ふと思ったこと

投稿者:HENRY/R - 2000年 09月 20日 08時 47分 30秒
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投稿アドレス:202.219.108.155

今アメリカやヨーロッパでは「和」ブームが少しづつ膨らんでいるのだとか。
もし外国市場を狙っていこうというなら、ここでも多数の皆さんおっしゃるとおり
時代劇がいいんじゃないでしょうか?
 しかもコミック世代の若い人が、新感覚で撮ってみてはどうなんでしょうね?
時代劇で映像革命的な手法を(もちろんこれを思いつかなきゃ始まらないんだけど)
用いてみたり。そもそも思い出してみれば、日本映画で海外の人間に影響を与えてきたのは
ほかならぬ黒澤時代劇なのですからね。当時にしてみれば黒澤監督の手法ってのは画期的な
ものが多く、それこそ「Matrix」の映像を見るくらいの感覚だったんじゃないでしょ
うか?
 変にハリウッド風やら目指すよりも、やはり国に独特な物を正直に描いていく方が
やりやすいし、受け入れられやすいんじゃないでしょうか?
 「文化が違うからわからん、だからつまらん」なんて短絡的につなげちゃう人は世界に
あまりいないと信じたい。


207.面白いものは面白い

投稿者:なつき - 2000年 09月 20日 10時 24分 02秒
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メールアドレス:
schaft@ryukyu.ne.jp

個人的に「邦画は映画館で観ない」ことにしています。
理由は、面白くないから。映画代1500円を非常に損したと感じるのです>邦画
もちろん、面白いのはありますよ。「アドレナリン・ドライブ」は非常に楽しめました。
でも「リング」に飽きれ「アナザーヘヴン」で怒り、「学校の怪談」で腰くだけになった
身としては、邦画を映画館で観るのはリスクが高くて観れません。

なんで面白くないかというと、たくさんあるのですが一番はやっぱり
「登場人物がリアルじゃない」「シナリオが杜撰」と所にあると思います。
無茶な展開、キャラクター無視の台詞まわしなどなど…
逆に黒澤映画が世界で評判が高いのは、緻密なシナリオと個性的で愛せる
キャラクター達の力が大きいと思います。
「七人の侍」「隠し砦の三悪人」などの登場人物達は、今のハリウッド
キャラクターに大きな影響を与えていますよね。
(スターウォーズのR2D2とC3POが黒澤映画の登場人物をモデルにしているのは
 有名な話。私はどの作品のなんというキャラから取ったのかは知りませんが(^^;)

宣伝や営業の力もあるのでしょうが、やっぱり「面白いものは面白い」し、
面白いものを作れば人はみんな観ます。
いま日本の映画界に必要なのは、卓越したアイディアとそれを実行できる行動力
を持った人物じゃないでしょうか。


208.遅ればせながら・・・

投稿者:m-topgun - 2000年 09月 20日 18時 15分 06秒
ブラウザ:Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)
投稿アドレス:210.252.202.25

どーも、すいません。かなり遅れてやってきちゃいましたが、はじめまして。
早速本題なんですが、私としてはもっと海外の俳優さんが認めてくれるような脚本が邦画にはないということです。って、いきなり無理難題を言いますが、洋画の中にもくだらない映画たくさんありますよね。でも僕たちとしてはハリウッドの一流のアクターはそんな脚本を認めず出演を断ることがあるので、少なくとも俳優さんが出てるという一点でも、見る価値はあるわけです。しかしながら邦画ではどうしても一流の俳優さんが出ていてもハリウッドと比較してしまうと(このことに問題があるのですが)どうしても見劣りしてしまい、安心感もありません。実際、黒澤映画以外の邦画に出たいというハリウッドスターはいるのでしょうか?誤解しないで欲しいのはハリウッドが一番といってるのではなくて邦画がダメだといってるのではなくて、あくまでも「世界へ売る」ということを考えた場合、海外のアクターにも出演してもらうことが必要なのではないかということです。偉そうなこと言ってすみません。不快に思われた方すみません。なんも知らない一人のたわごとと思って流してくださいね。また遊びにきますね。


209.ハリウッドリメイク最悪

投稿者:たいぞう - 2000年 09月 20日 18時 56分 34秒
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投稿アドレス:63.40.86.134

どーも、たいぞうです。ずっと読むだけだったけど今日は書くぞ。
ふつうさー、情報を引用する場合引用元を書かない?
ネットの場合なんかガセネタとか多いわけだし。
そんなみましたって、俺だって言えちゃうよ。
「踊る大捜査線」アメリカで1位ってみたぞ!とか。会議は踊るー。ははは。
あとさ「鉄道員」の韓国ヒットって韓国政府の日本映画の解放の波に乗ってだよ。
ちょうど韓国に行ったから看板見たけどさ、韓国人だってハリウッドのアクション映画
みて楽しんでるんだからあれで泣けるのかね。まあ健さん人気ってのはあるかもね。

あとさトム・ハンクス主演で「Shall we ダンス?」ってどうなったわけ?
あれって2000年に作られるようなこといわれてなかった?


210.また遊びに来てね!!

投稿者:KEIKEI - 2000年 09月 20日 22時 18分 51秒
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投稿アドレス:210.250.123.93
ホームページ:
http://www08.u-page.so-net.ne.jp/sj8/arai2361/

私のホームページCINEMANIAにおいでくださってありがとうございました。私はアメリカとイギリスで映画製作を学んでおり今日本で自主制作で監督をしながら専門で学んでおります。日本の映画の問題点を簡単にあげると2つあると思います。1にキャラクターに頼りすぎている内容。有名な鮫肌男と桃尻女などもストーリー自体はなんのひねりも無く若人あきら氏の演技で持っていただけ。演出などにおいてもタランティーノを意識しすぎていてオリジナリティーに欠けていたと思う。その他寅さん、釣り馬鹿などもいい例。第二に予算。知り合いの監督サンたちが口をそろえていう言葉です。日本の映画は1億予算があればもう大作です。何でそんなに予算が無いのか?それは、興行と製作の分離にあります。ちなみに邦画の80−90%が赤字なのが現実。監督はその他の著作権つまりビデオ化権、テレビ放映権など売却して赤字の埋め合わせをしているのです。
また、遊びに来てくださいね!!


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