当サイト管理人の発言を誤解し,失望された方がかなりいる様子なのは残念です。 [投稿321]で、自分は、「映画を観る、という行動以外で、われわれになにができるでしょう?」と皆さんに呼びかけましたが,これは、「われわれには観る以外のことはなにもできない」という意味ではありません。 観せられる立場にありながら、観るものを選ぶことはできるし、さらに、観たいものが観られるよう求めることができるのですから。 その通り。 力学的に、政治家を支える民衆と同様、映画がどのようなカタチとなって市場に出回るかを決められる存在なのです。 われわれはあくまでも、観客側、映画産業の構造の中では消費者という立場であることを踏まえたうえで、日本映画のためなしえる最良の貢献とは? それは、消費者のニーズからメーカーをせっつくこと、すなわち「こんな映画を作ってほしい」という要求を具体化させた企画を提出するやり方以外にあり得ないと思われます。 みなさん、いかがでしょうか? ご異存がなければ、その方針に沿った議論の場へと、この掲示板の目的を前進させたいと思うのですが。 |